そういえば、あれなんだったんだろう?

ロックンロールな町でのできごとのあれこれです

急な来客

農家だったせいか「なんでもいいので食べ物ください」みたいな新規問い合わせが、年に一回くらいはあったように思う。
備長炭でモモ肉でも焼くバイトでもしてたのかというくらい、脂で曇ったメガネのにいちゃん。
新しいデザインなのかとおもうほど、すそに様々な穴が空いているTシャツをきたおじさん。
「ヒゲッッッ!!!」という感想しかのもらせないほどの、ヒゲを持つ、おじさん。
あと、なんかあげるまで帰らない琵琶法師。黙っていられても困るけど、大声で玄関先で平家物語を弾き語るので震撼した。若干トラウマになっている。
思えば飛び込みでくる「なんかください」系の人は、全員男だった。